最近のラノベはタイトルで内容が丸わかり?
最近のラノベのタイトルは長いな~内容が丸わかりで買いたくなくなるよ?と思っている人が多い様ですが、実際はかなり売れていると言うから驚きです。
どうも日本人は、タイトルが短くて内容が想像しづらい本を買いたいと考えている人と、内容が丸わかり過ぎる長いタイトルの方が中身を想像しやすくて買いやすいと思っている人と、話が面白かったらタイトルなんてどーでも良いと考えている人の3通り存在している様です。
特に3番目の人は置いといて、残りの2パターンの人を考えてみますが、タイトルが短い方のラノベを好む人は多分、長いタイトルだけでかなり内容を想像してしまって読む気分がそがれてしまうのだろうと考えられるでしょう。
一方、タイトルが長くて内容の想像がついてしまう様なラノベを好む人は多分、ある程度内容を把握していた方が読んでいてすんなり話の世界に思考を移行出来ると考えている可能性が高いので、もしかしたら普段体験したことが無い新しい世界に触れる時には、何らかの説明書やレクチャーが必要な精神の人が、タイトルが長いラノベを好む傾向にあるのかも知れません。
と考えると、色々腑に落ちて来るかも知れないので、最近タイトルの長いラノベを買ってばかりいると言う人は自己分析してみるのも良さそうです。
タイトル選考が一苦労
とりあえず星の数ほどにある無数のラノベに限らず多くの小説などの文章作品は、小説の顔ともいえる最初のタイトルを考えるのに苦労する作者の人が多い様です。
一番最初にタイトルを考えて、そのタイトルに見合う内容を書いて行く作家の人も居る様ですが、大抵の作家の皆様は話を書き進めて行く途中で「そう言えばタイトルはどうするか?」と思い出してから考えて行くそうなので、たかがタイトルですがかなりの重職を担っている事は確かです。
このタイトル一つで読者が付くのか付かないのか?が変わって来るのですが、下手に中身を想像しやすいタイトルを付けても読まれにくかったり、内容を想像しづら過ぎるタイトルを付けても取っ付きにくかったりするので、本当に書いた話に付けるタイトルを考えると言う作業は、かなり苦戦を強いられると思うべきなのかも知れません。
そうして、色々と紆余曲折を乗り越えて付けられたタイトルを引っ提げた作品が書店に並んだ時に、まず手に取ってくれる人は多分タイトルが気になったのでも何でも無く、ただその作者の人のファンだったりする事も十分にある事は、誰もが知る常識だと言う事も忘れないで欲しいと思います。